母子の再会


オーディンとか真の蛮神とか言われた気がするけど、きっと気のせいでしょう。

――という訳で、いよいよメインストーリーを進めます。
(現実的な時間は半年以上経っていますが)各地の蛮神問題を抑え、帝国軍のアルテマウェポンを撃破してから間もない「暁の血盟」には、新たな問題が上がっている様子。

「暁」の存在が広く認知され、それに伴い「協力」を申し出る組織が増えているとのこと。
純粋な協力であれば頭を悩ます必要は無いのですが、どの組織にも属さない中立の立場である「暁」を、政治的に利用しようとしている勢力もあるのだとか…。
「暁」に属して間もない頃、GCの将校さん達がどやどやと押し寄せてきた時に、ミンフィリアさんが言っていた言葉が脳裏を過ります。
実力を認められるのはありがたいことだけれど、力を持つということは、強力な磁石を持つことに等しいのだなあ、と。良いも悪いも関係なく、周囲のものを引き寄せてしまうのですね。
個人と組織と、その規模は異なりますが、いま「暁」は「使える磁石」として認識されつつあるみたいです。

現在の「暁」の状況を鑑み、本部をウルダハの「ベスパーベイ」からモードゥナの「レブナンツトール」に移そうという話になりました。
ただ、ミンフィリアさんはウルダハで待っている人がいるみたいで、本部の移動に対して少し腰が重い様子です。
アルフィノさんの話によると、ミンフィリアさんは第七霊災の時に生き別れになった、育ての親である「フ・ラミン」を探しているとのこと。

ミンフィリアさんの後顧の憂いを断つためにも、そして、親しい人に再会してもらうためにもフ・ラミンさんを探そうぜ! と、アルフィノさんとお出かけしてきました。
各地で情報を集め、以前お世話になったシャマニさんからフ・ラミンさんと思しき人の居場所を教えてもらい、無事にフ・ラミンさんとミンフィリアさんを引き合わせることが出来ました。


言葉を交わす二人。その中で、ミンフィリアさんはアラミゴ出身であることも語られました。
反帝国の活動をしていたお父さんとウルダハを訪れていた時に、お父さんが「事故」で亡くなってしまい、路頭に迷っていたところをラミンさんが助けてくれたのだとか。(ミンフィリア父が亡くなった「事故」って何なんだろう……?)
そして、ラミンさんから、貴方にしか出来ないことをやりなさい、と後押しされたミンフィリアさん。

迷いが消えたのか、本部の移転計画の遂行を正式に宣言しました。

「暁の血盟」再始動に向けて、いよいよ動き出します……!