イフリート戦もNPCと共にクリア。
地面が発光したかと思ったら目の前にイフリートが居て最初からやり直し――みたいな、即死級の攻撃を何回かされたような気がしますが、再戦を繰り返したら勝てました……。
敗北する度にバフがかかるみたいな説明がチラッと表示されていましたが、情報が目まぐるしく移り変わる中で何が何やらと言った感じです。
とりあえず勝てたのでヨシ。
イフリートが消えた後には、赤いクリスタルが落ちていました。
それを手に取ると、いつの間にか異空間のような場所へ……。
クリスタル集めたよー的な演出の後、再び意識は現実へ戻っていました。
サンクレッドさんがやって来て、ひとまず追撃が来る前に逃げることに。
そんな我々の姿を高見から眺める二つの影がありました。
ガレマール帝国の幹部達です。
数値の計測? 当初の目的?? 何なのでしょうか。
それから、ネロに関しては、個人的な目的のようなものを持っているようです。組織を踏み台にしてでも達成したい目的があるようなことを言っていました。うーん……。
砂の家にてミンフィリアさんへ報告です。
二人から蛮神の性質について説明してもらいました。
1.蛮神を召喚するためには、エーテルが必要である。蛮神ほどの存在を召喚するためには大気中のエーテルでは足りないため、エーテル.zipなクリスタルを使う。そのため、クリスタル強奪事件が起きる。
2.蛮神は人々の信仰により力を持つ。そのため信徒(蛮神の信徒をテンパードと呼ぶ)を増やそうとする。信徒とする者を手に入れるため、誘拐事件が起きる。
ははあ、なるほど。Fateの英霊も似たような仕組みなので理解しやすい。
このあいだは、どうして「蛮神」にクリスタル強奪事件と誘拐事件が関わってくるのか疑問でしたが、これで解消しました。
しかもミンフィリアさんによると、「超える力」を持つ者は、蛮神のテンパードにならないそうです。
ああ、だからイフリートの青い炎を受けても自分は何ともなく、他の人達はイフリートを崇めていた――テンパードになってしまったということなのですね。納得。
そのため「超える力」は蛮神への切り札になるということらしいです。
ミンフィリアさんが退出した後、サンクレッドさんから衝撃の事実が告げられます。
ええっ!?
じゃあ、自分と一緒に捕まっていた人達は……。
命は助かったし、イフリートも倒したし、めでたしめでたし――と思っていましたが、違うようです。
自分が倒したイフリートって、つまり分霊みたいなもので、イフリートという存在を消した訳じゃないもんね……。
「命が助かっても、テンパードになってちゃあな……」とサンクレッドさんが嘆いていたのは、こういう事情のためだったのですね。ううむ……。
去り際に何やら呟くサンクレッドさん。
よく名前が出てくるルイゾワ様。サンクレッドさんも知り合いみたいです。
サンクレッドさん、素の一人称は「私」ですか……? 優男風な振る舞いは世を忍ぶ仮の姿……?